弊社代表の清水は、英国サリー大学スペースセンターで博士号(PhD)を取得し、二十歳のころから今まで、民間の超小型衛星から高信頼性(ECSS規格クラス1)が求められる政府の大型惑星探査機などの搭載機器の研究・設計・開発・製造・運用を行ってきました。今まで、携わった全ての衛星開発で、きちっと動作させてきました。特に、宇宙通信に関しては、宇宙側、地球側共に10年以上の設計、開発、試験、運用の経験と実績があり、第1級陸上無線技術士の免許を取得しています。
阿南工業専門高等学校内にあるインキュベーションセンターに本社兼研究所を構えています。宇宙と言えば、まず挙げられるのが真空ですが、ラボ内に設置された真空チャンバーは宇宙空間を模した環境(超高真空)を内部に再現することで、製造ミスの他、材料や設計などの潜在的な欠陥の検出を行います。人工衛星は、一旦ロケットで打上げたら遠隔操作のみになり、修理することは一切できません。その状況下で搭載した機能を長期間維持するためには、無線通信が生命線であり、それには打上や宇宙環境に耐える堅牢性、2000km以上離れていても双方向通信できる性能、そして公共の資源である電波を出すからにはその電波の品質保証が求められます。「地上試験で動作しないものは、宇宙でも動作しません。」
私は子どものころ、自宅にあった「3001年宇宙大ぼうけん」(マウリ・クンナス作)という絵本がお気に入りでした。子どもが遠足で宇宙へ行く物語。宇宙っておもしろそうだなあと思ったのが原体験です。知れば知るほど魅力的な宇宙の世界。ぜひ私たちと共に宇宙と関係するビジネスを共創していきたいという方はお気軽にご連絡ください。
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